こだわりぬいた味は進化した味|有限会社洋菓子工房「レーヴ・ド・プルミエール」
お店は深谷市上柴町にあるちょっとおしゃれな雰囲気
ドアを開けると何があるのだろう?と思えるようなワクワク感のある入り口です。
2012年11月21日15:00、洋菓子工房レーヴ・ド・プルミエールさんに行ってきました。
今回は、小生は本当にドキドキワクワクです。
それは何故かというと、ここのケーキのファンだからです!
小生だけでなく、うちの娘は、ここのガトーショコラ、嫁はチーズケーキが大好きなんですね。
小生は?というと・・全部好きです(笑)
そんなお店に取材。
どんな方が店主だろうと、期待を込めて行ってきました。
頑固一徹の店主が少しだけ笑う白い歯に思いやりを感じました!!
有限会社洋菓子工房レーヴ・ド・プルミエール
代表取締役 新井正一氏
今回、お会いした店主(代表取締役)の新井さんは、一言で言うと常に洋菓子とお店、お客様を考えているような一途な職人さんと小生は感じました。
「お店の基本は挨拶から始まる、お店の中でちゃん挨拶の出来ないものが、店頭にたってお客様に挨拶が出来るわけがない。
それが、お客様を喜ばせる仕事に就いた基本であり義務である・・」
この話を最初にされて、思わず納得の小生。
そして、ここの美味しい洋菓子には秘密があるんですね!
美味しそうなケーキ群と新井さん思い出のチーズケーキ
ここに立ったら、誰でもケーキを選ぶのを悩みますよね(^^)
プルミエールがここまでお客様をとりこに出来たのには歴史があるんですね。
今から20数年前の話だそうです。
最初、新井さんは色々な職業の仕事についていたという。
ある日、奥様がパートに行ってたケーキ屋を訪れた新井さん、何故かその店主と意気投合し、お店を手伝うことになったそうだ。
当然、その店主の人柄にもほれ込み、ケーキ作りに打ち込む日々が続く。でも、旨く出来ない。試行錯誤を繰り返しやっと初めて出来たのが写真右のレアチーズケーキ。
初めて人目に出せるケーキが作れた記念すべき思い出のケーキは場所を変え、味を進化させながら、今でもプルミエールで販売させれている。
左が店主の奥様、右がここで働くスタッフの方々
左写真の奥様が、ケーキ屋にパートに行かなかったら、今のプルミエールは無かったかも知れません。今では看板娘?となっております(^0^)素敵な笑顔ですね。
店主の新井さんは言う。
味は進化させなくてはならない。10年前に来てくださったお客様が、同じものを出したら10年前のほうが美味しかったという。実は、味が落ちたのではなく、人の舌は進化するから、そのままの味だとまずく感じる。だからどんどん味を美味しく進化させねばならない。これが出来ないとお客様が離れていくのだそうだ。
深谷人として
ケーキはその人にとってのイベントのメインディッシュ
店主の新井さんと話しをしていると、ケーキ作りの根幹が見えてくる。
ケーキ屋に来る人は、いやな顔で入ってくる人は少ない。
むしろ、どんなケーキにしようかなって、期待と嬉しさで入ってくるお客様がほとんどである。
そしてケーキを提供する側は、それらを増幅して喜びに変える事も出来れば、最悪怒って帰ることもある。
ケーキがまずかったら、喜びからがっかりに気持ちが変換してしまう。
その責任が、すべてが店側にある。
常に責任と隣りあわせが、ケーキ職人なんである。
その人の人生にかかわる重大な仕事、それが今の仕事である。
深谷人、新井社長のスピッリツに感激を受けた小生でした。
有限会社洋菓子工房「レーヴ・ド・プルミエール」
場所:埼玉県深谷市上柴町東4-17-1
TEL:048-575-1281
営業時間:09:30 〜 21:00
定休日:第3月曜、火曜日 9月〜3月は定休日が毎週火曜日に変わります。
※今回の取材日、2012年11月21日はクリスマスが近いために大きな、サンタさんがお出迎え。